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美しい絵、そして谷川俊太郎氏の美しい日本語。
この絵本は『私の絵本 BEST3』の中の1冊なのです。
選んだ理由は、幼児からおじいちゃん、おばあちゃんまで、どの世代でも理解できるし、響く内容であること。
受け取り方は、その人それぞれでOKなのです。
私にとっては、人生においても、この子育てカウンセラーという仕事においても、その軸をなしている【アドラー心理学】の根幹を成す
人は他者に貢献した時にこそ、幸せを感じることができる
この言葉を絵本で表現しているのが、この『にじいろの さかな』だと感じているからです。
にじいろのさかなは、他のさかなは誰も持っていないきらきら光るうろこを、誰にも渡したくはありませんでした。
だって、その”きらきらのうろこ”こそがにじいろのさかなにとって、【自分が特別な存在である】ことを証明してくれるからです。
他のさかなの「そのきらきらしたうろこを1枚でいいからくれないかな」という言葉をはね返していたにじいろのさかな。
周りのさかな達は、誰もにじいろのさかなに近づかなくなりました。
海の中で一人ぼっちになってしまった にじいろのさかなは・・・・
ほらあなに住む長老のタコのところに相談に行きます。タコは一言、こう言います。
「きらきらうろこを 1まいずつ、ほかの さかなに くれて やるのじゃ。それで おまえは、いちばん きれいな さかなでは なくなるが、どう すれば しあわせに なれるかが わかるだろう」
その後、にじいろのさかなは、みんなにきらきらうろこを1枚ずつ分け与えていくのでした。最後の1枚だけを自分のために残して。
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この絵本から感じること、そこには、正解も不正解もありません。
まだ何も分からないような幼児さんが、きらきら光るうろこに触ってみる、それだけでいいと思います。
何も感じないという人。
きらきらうろこをあげてしまうなんて馬鹿だなぁと思う人。
こんな話は綺麗ごとだ、こんな考えでは損をすると考える人。
それでいいと思います。
絵本は、そんな多くの人々の手に取られて、読んで触れて、知ってもらうだけで、価値があるものです。
誰かの心に記憶として残り、年月を経て感じ方が変わるかもしれません。
自由に感じることができる絵本の世界。
皆さんで共有した絵本の読み聞かせを通じて、その人それぞれの人生を投影している絵本選びに感動しました。
その絵本を選んだ理由も、今響く言葉や絵も、自分が置かれているシチュエーションと強くリンクしています。
また絵本の虜になりました。
そして、絵本だけではない人とのご縁も紡ぐことができました。
絵本と人との出会いに感謝する1日。5月というのに真夏のような気候の奈良で得た心のぬくもり。
京都への帰路に就く私の心は、また絵本の世界に浸っていました。
主催者の岡田久美子さん、お世話くださった「花笑」の吉田恵実さん、そしてご参加のみなさま、ありがとうございました。
最後に私からひとこと。
「あなたは他者に何を与えますか?」
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬
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