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叱らない子育て ~アドラー心理学の勇気づけ

叱らない子育て

こんにちは♪YUME♡miyakoです。

私は、YUME∞IQで、「勇気づけの子育て」を伝え続けています。

アドラー心理学に関する学びの原点と言える岸見一郎先生の著書にこう書いてあります。

叱るという行為は、上下の対人関係を前提としています。

あらゆる対人関係は『縦』ではなく、『横』であり、人間関係は対等です。

この教えはアドラーが提唱する『共同体感覚』です。

親と子の関係が対等であるならば、親は子どもを叱ることはできません。

叱らないことは、放任ではありません。

子ども自身に責任を取ることを学ばせることなんです

岸見一郎先生ご自身の子育てエピソードが紹介されていました。

岸見先生は、奥様が教師でお忙しくされていたため、息子さんを保育園に送り迎えしたり、子育てを実践するイクメンパパだったそうです。

ある日、息子さんがマグカップにミルクをいっぱい入れて、おぼつかない足取りで、部屋の中をあちこち歩きまわっていたそうです。案の定、ミルクを床にこぼしました。そんな時、もちろん岸見先生は息子さんを叱りませんでした。

「どうすればいいと思う?」と息子さんに問いかけたそうです。息子さんはしばらく考えて

「ぞうきんで拭く」と答えられたそうです。そして、自分で床を拭き終えた息子さんに岸見先生はこう言います。「ありがとう」と。

それから、息子さんにこう尋ねました。

「これから、ミルクをこぼさないためにはどうしたらいいと思う?」と。

息子さんはしばらく考え込んで

「これからは座って飲む」と答えたそうです。

誰にでも失敗はあって、その失敗から多くを学びます。次はどうすれば失敗しないのかを話し合えば、子どもを叱る必要などないのです。

幼い時の失敗は、このように教えてあげないと、意味が分かっていません。

しかし、かなり大きくなって、叱られるようなことをするのは「確信犯」です。

この場合は、親に注目されたくて、わざと悪いことをします。故意に叱られるようなことをします。無視されるくらいなら、叱られたいのです。

また、叱られてばかりで育った子ども達は、「人の顔色をうかがう子」に育ちます。

アドラーはこう言います。人にはあちこち尖った部分があって、その尖った部分が個性ですと。

その尖った部分を削ぎ落すように叱って育てると、いい子に育つ可能性はあるが、自分で創意工夫して生きていく人間には育ちません。

私は、以前このブログで、「褒めることの副作用」についても書きましたが、褒めてはいけないのではありません。

ミルクをこぼしたエピソードの中で、自分でぞうきんを持って来て床を拭いた息子さんに、岸見先生は「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えています。

この場合は「僕はお父さんの役に立った!」という貢献感を生みます。

貢献感を持てるということは、「自分には価値がある」という感覚を持って育つことができます。この感覚は、対人関係に入っていこうとする「生きる力」につながります。

ここで大変重要なポイントがあります。

貢献したことへの「ありがとう」はとても大切な言葉ですが、「他人から”ありがとう”と言われたい」と思うことはよくありません。”承認欲求”という罠に落ちていくからです。

”承認欲求”に関してはまた別の機会に(^^♪

叱られて育つと、どうしたら叱られないか?ばかりを気にする子に育ちますし、褒められてばかりですと、どうすれば褒められるか?ばかりを追求する子どもに育ちます。

そのどちらも、人間として苦しい生き方です。

難しいですよね(^-^;

アドラー心理学は”幸せの心理学”であると同時に、実践するためには意識を変えて自分を変えるという高いハードルがあります。

岸見先生ですら、講演会でこのようにおっしゃっていました。

「後悔のない子育てなどない」と。ご自身が子育ての多くの部分を担っておられたからこそ出る言葉であり、学者であり、育児に関わらない男性の言葉ではありません。

お子さんの幸せのためにも、共同体感覚を持って、叱らない子育てを♬

今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬

Picture of 池永 宮代子(みやこ)

池永 宮代子(みやこ)

20年にわたる学習塾の指導・経営の経験から、「生きる力を育む子育て」を応援します。 親と子の夢を育む・・・それがYUME∞IQのコンセプトです。 すべての親子に笑顔を♪

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