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地頭の良い子 ~私の教え子のエピソード

地頭の良い子

こんにちは♪YUME♡miyakoです。

”地頭の良い子”というキーワードを最近の教育業界でよく耳にします。

しかし、流行りというより、かなり昔、それこそ私の大学生時代から、”地頭が良い”という言葉はよく使われていました。

有名進学校出身でもなく、有名な塾や予備校で学んだわけでもなく、塾のないような田舎の県立高校出身で、部活に力を注いでいたにも関わらず、東大や京大に現役合格した子たちをたくさん知っています。

国立大学ですから、もちろん部活推薦やエスカレーター進学ではありません。実力です。しかも現役となると、高校生活と両立して受験勉強を成立させた子たちです。

このような子たちこそ”地頭が良い”のです。

短時間集中で、多くを吸収する能力に長けています。スポンジのように吸収しますし、「1を聞いて10を知る」ということわざどころか、「1を聞いて100を知る」ような子や、「1も聞かないでも全部分かる子」もいました。

しかし、このように”地頭の良い子”でも目立たない場合があります。周囲の大人たちが全くその子の才能に気づかず、分かっていない場合があります。今回はそんな私の塾の生徒のエピソードをご紹介します。

姉を仮に花子ちゃん、弟を仮に太郎くんとしますね。

花子ちゃんと太郎くんは、同時に入塾してこられました。入塾の際に診断テストをするのですが、その結果は明白でした。

花子ちゃん・・・・学校で習ったことは、全部マスターしてきちんとできるし、字もきれいでそつないが、応用問題は全く解けていない。

太郎くん・・・・うっかりミスが多いが、他の生徒たちが間違える確率の高い応用問題は全部解けている。字は躍っていて読みにくい。地頭が良い!

入会の面談の際、お母さんはこのように言われました。

「花子は何でもよくできて、学校の成績もよく、品行方正。みんなのリーダーになっているんですが。。。。。太郎はおっちょこちょいで、忘れ物も多く、テストの成績も悪いんです。やんちゃで言うことを聞かなくて困っています。」と。

私は笑顔でこう話しました。

「花子ちゃんは今まできちんと学習された成果が出ています。頑張り屋さんですね。でも、初めて見る問題は理解できなかったようです。応用力をつけましょう。太郎くんは、ミスはありますし、字は躍っていますが、このあたりは練習と指導で改善します。ただ、地頭の良い子で驚きました。この子は賢いですよ!伸ばしてあげましょう!逆に、花子ちゃんの優等生気質が足を引っ張らないか心配ですので、その辺りも気をつけて指導していきますね」

お母さんは、目を真ん丸にして驚かれました。「太郎を賢いといったのは、○○先生(私のこと)だけです。言われたことありません。家族みんな、花子は偉いけど、太郎はねぇと心配しているんですよ」と。

「とんでもない!この子はダイヤモンドの原石ですよ!才能を開花させましょうね!」と伝え、花子ちゃんは文句なしの良い子なのですが、逆にそう見せようと努力し、無理をしているように見えました。それより、天真爛漫な太郎くんは友人も多いだろうと推測できました。お母さんに確認すると、やはり、太郎くんは学校の人気者だとか(*^^)v初めて会った時に、それは感じられましたから。

この、花子ちゃんと太郎くんのようなご家族や学校の先生方、周囲の間違った評価はなぜ生まれると思いますか?

”日本の教育の悪いところ”です。そつなくキチンとできること、目立たず突き抜けていないことを良しとする評価が、このような大人たちの考え方を作ってきたのです。

「出る杭は打たれる」理論です。太郎くんは周囲の子とは違うタイプでしたので、ご家族も心配されていましたが、何の心配もありません。逆に彼の将来が楽しみなくらいです。

「同調圧力」になど屈しなくて良いです(*^^)v

その後、私は太郎くんに、字を丁寧に書くこと、ルールはルールとして守ること、見直すことなどを指導し、なんと彼はどんどん才能を開花させていきます。

花子ちゃんには、彼女の「きちんとしないといけない」という呪縛を解いてあげたくて、そのような声掛けをしていきました。間違うことを恐れていましたし、点数にこだわっていたので、そこから視点を外してあげました。花子ちゃんの良さを認めて、弱かった応用力や読解力の指導に力を入れました。花子ちゃんもどんどん良くなっていきました。

ここで、注意点!結果はすぐに出ません。出さなくても良いのです。太郎くんと花子ちゃんの結果は、人生のもっともっと先で出ればよいのですから。

このごきょうだいは、入塾の時の弱かった点を克服し、長所を伸ばしていきました。

もちろん、私だけでは力不足です。お母さんと密にコミュニケーションをとって、お子さんたちへの接し方を相談しながら変えていきました。

お母さんは、花子ちゃんと太郎くんを分け隔てなく愛し、二人の幸せを願っています。だからこそ、地頭が良い子の芽を「同調圧力」で摘まないようにしたいと思います。

このブログでご紹介していく”困ったちゃん”も”地頭の良い子”もワンパターンではありません。10人いたら10人違っていて、だからこそ教育には”愛”が必要です。

欠点のない子はいません。表面的にその子を見て判断することのないようにしましょう。

今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬

Picture of 池永 宮代子(みやこ)

池永 宮代子(みやこ)

20年にわたる学習塾の指導・経営の経験から、「生きる力を育む子育て」を応援します。 親と子の夢を育む・・・それがYUME∞IQのコンセプトです。 すべての親子に笑顔を♪

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