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「一つだけがんばりなさい」の落とし穴

マインドフルネス

こんにちは♪YUME♡miyakoです。

お母さま方からよくある質問の一つ。

「○○が野球を辞めたいと言い出しました。何事も継続が重要と考えます。

なんでも途中で投げ出すような子に育ってほしくないので、辞めさせたくないです。」

親御さんのお気持ちはよくわかります。私自身、同じように考えた過去もあります。

しかし・・・本当に途中で投げ出すという気持ちなのでしょうか?

実際は、そのお子さんは元々、ご両親の希望に従って少年野球を始めたのだけれど、

他にやりたいことがあったのです。ご両親の気持ちとは裏腹に、野球は苦しくなり、

自分の好きなこと、「プログラミング」を習いたくなったのです。

結論から申し上げますと、「辞めていい」と考えます。

アドラー心理学では「課題の分離」と言って、親子であっても子どもの人生の選択は

尊重すべきという考えに基づいています。

嫌々やる野球は楽しくありません。やりたい事が他にある。それは素晴らしいことです。

やりたいことがない不幸に比べれば、最高の幸せです。

お母さまの「途中で投げ出さないで欲しい、せめて小学校卒業までは続けて欲しい」

そのお気持ちは十分理解できますが、それは”お母さまの気持ち”です。

”子どもの気持ち”ではありません。

この「習い事を辞めるタイミング」は多くの場合、小学校高学年で表れてきます。

やみくもに「ダメ!」ではなく、お子さんの気持ちを聞いてあげて欲しいのです。

どうして辞めたいのか?本人が自ら辞めたい理由を言葉にしてできるのか、否か。

その気持ちを聞いてから、ゆっくり考えてみましょう。

ご両親の希望や理想を押し付けるのではなく、何歳であってもお子さんの意思を問いましょう。

主体性を持った人間に成長してもらうためには、自分で決めること、その決断に責任を持つこと。それを尊重する親であって欲しいのです。

一つのことを追求することも素晴らしいことですが、一つに絞る危険性も含んでいます。

そのことについては、次回お話したいと思います。

今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬

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池永 宮代子(みやこ)

20年にわたる学習塾の指導・経営の経験から、「生きる力を育む子育て」を応援します。 親と子の夢を育む・・・それがYUME∞IQのコンセプトです。 すべての親子に笑顔を♪

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