こんにちは♪ 子育てアドバイザーのみやこです♡
少子高齢化問題が深刻で、結婚、出産を政府が真剣に後押しする時代になりました。
現実はそんなにうまくはいきません^_^;
親しくさせていただいている女性が結婚相談所のスタッフをされています。
彼女の悩みは、相談に来られる男女の中で、30代後半~40代でコミュニケーションがうまく取れないクライアントが多いということなんです。
例えば・・・・
①自分のお話ばかりで、相手の話は聞こうとしない。
②少し機嫌を損ねる事態が起きると、拗ねてしまい、「自分は悪くない」を連発する。
③絶対に謝らない。相手の意見は聞く耳を持たない。
④こんな相手しか紹介できない相談所が悪い、と言って相談所を転々とする。
まだまだあるそうですが、彼女は真剣に悩んでいます。
まともなコミュニケーションが取れないのです。
そして、塾の経営者であり、教育の仕事に携わる私に真剣にこう言います。
「教育が悪いよね。。。。どうして人とコミュニケーションが取れるような教育をしてくれないのかな。勉強ができても相手の気持ちが読み取れず、相手の立場に立てない人は結婚以前の問題だもの。」と。
突き刺さる言葉です。
教育は何のために、誰のためにするものでしょうか?
日本の未来を担う子どもたちの健全な育成のためではないでしょうか。
学力のある大人ではなく、生きる力のある大人へ。
将来、子どもたちが伴侶となる人と出会って結婚し、子どもを産み、育て、またその歴史を繋いでいくために、多様性を受け入れて相手を思いやる生き方を学ぶべきです。
それができていなくて、成婚率は下がっています。
勿論、少子高齢化の原因は政治や経済などの複雑な背景があって、コミュニケーション能力不足だけが原因ではありません。
しかし、結婚相談所のスタッフの現場の声は現実問題です。
教育は学校現場や塾だけが担うのではなく、そこには家庭教育が大きなウエイトを占めます。
子どもたちは両親の会話を聞いて育ちます。そして、両親が作った家庭を良くも悪くもお手本とします。
「あんな両親みたいになりたくないな。」と思うかもしれませんし、
「こんな温かい家庭を作りたいな。」と思うかもしれません。
どんな会話をしていますか?
どんな空気が家庭を包んでいますか?
その人の発する言葉は、その人を表しています。
その人の生育環境全てがその人の言葉を作ります。
そして言葉は世界を愛で包むこともできれば、凶器になって人を傷つけることもできます。
私は、その覚悟を持って教育に携わらなければいけないと伝えていきます。
40歳を過ぎて、相手を思いやるようなコミュニケーションを身につけるのは至難の業です。
目の前の子どもたちは神さまからの預かりものです。
その気持ちを忘れずに。
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬