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初めてのお子さんの子育てに捕えられて ~思い込みのメガネを外しましょう。

きょうだいの育て方

こんにちは♪YUME♡miyakoです。

塾の生徒のお母さん、お父さん方と面談をしていて気づくことは山ほどあります。

子どもを見ていて、その変化に気づくと、必ずと言っていいほど、その変化の兆しはご家庭にあります。

私の塾では、最近では年間を通じていつでも面談を実施し、子ども達のことをご家庭と話し合い、共有し、問題解決に向かっています。

その中でよく感じることを、今日はお話しようと思います。

初めてのお子さんに対して、ご両親は一生懸命に子育てをします。「良い子に育てたい」「理想の子育てをしたい」「立派な大人になって欲しい」など、ご両親は、初めてのお子さんに夢を抱き、できる限りのサポートをします。

そして、2人目、3人目のお子さんが誕生しても、1人目のお子さんがかなり大きくなっても(就職しても)、ご両親の注目と心配は最初のお子さんに向かうことが多いのです。

私も二人の息子を持つ母親です(#^.^#)ですから、この道理は理解できます。

初めての子育ては難問ばかりで、一生懸命立ち向かいます。2人目、3人目となると余裕が生まれることと「だいじょうぶ。何とかなる」という気持ちが生じ、そこに1点集中しなくなるのです。

この現象は、2人目、3人目のお子さんにとっては様々な影響をもたらします。

◆ お母さんもお父さんもぼく(わたし)を見ていない。お兄ちゃん(お姉ちゃん)ばかり可愛がっている。

◆ お兄ちゃん(お姉ちゃん)にはガミガミうるさく厳しく言っているけれど、わたしには甘い。

◆ ご両親の初めてのお子さんへの対応を見て、自分の立ち位置とふるまいを計算するようになる。

私自身が、子育てを通じてたくさん思い当たることがあるのですが、2人目以降のお子さんにとっては、ご両親のこういう対応が良い場合と、悪く働く場合があります。

【良い場合】2人目以降の子どもは、親の干渉を受けず、のびのびと育つ。

【悪い例】親の対応を知っているので、ごまかし方やうまく立ち回る方法を見つけてずる賢くなる。

お母さんは、時々こうおっしゃいます。

「長男はこういう子だったので、心配ばかり・・・・それに引き換え次男は、よくできて何も心配することがないのです。」

「長女は放っておいても自分でしっかり何でもやる子でした。それなのに、弟は丸っきり反対です。言っても言っても何もしないんです。」

などなど・・・・

お母さん、思い当たることはありませんか?

私は、自分自身が一人っ子で、親の注目を一身に受け、愛されていたので、それはありがたくもあり、重くもありました。いつも、きょうだいが沢山いて、母の視線が分散すればいいのに。。。。と考えて生きていました。

きょうだいの多い友人たちには、お下がりを着たり、使うことなく新しいものを買ってもらえる一人っ子の私を羨ましがられましたが、その点は私自身の気持ちとは全く反対でした。

隣の芝生は青く見える、とはこのことです(^-^;

さて、ごきょうだいの話に戻りますと。

ご両親が、最初のお子さんに注目していること、きょうだいを無意識に比べていることを、お子さんはちゃんと感じています。

そこから生じる問題に関して、沢山ご相談を受け、ご家庭と共に考えて解決にあたってきました。

意識して、お子さんを平等に見つめましょう。

比較することなく、曇ったメガネでお子さんを見て決めつけることのないように。

面談で、私がお母さんに「こうではないですか?」「こう感じておられるのではないでしょうか」と問いかけると、ハッとした表情になられます。

ご家庭では、お子さんを“こういう子だ”というレッテルを貼って見ておられます。

私は、ご両親とは違う場面で、違う側面でお子さんを見ています。

ですから、多角的に子どもを見て、多くの目と手による子育て・教育が大切だと思います。

一度メガネを外してみましょう。

思い込みを捨て、同じ重みで、俯瞰で、ごきょうだいを見つめ直しましょう。

アルフレッド・アドラーの名言

ピンク色のレンズのメガネをかけている人は、世界をピンク色だと勘違いしている。

自分が メガネをかけていることに気づいていないのだ。

今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬

Picture of 池永 宮代子(みやこ)

池永 宮代子(みやこ)

20年にわたる学習塾の指導・経営の経験から、「生きる力を育む子育て」を応援します。 親と子の夢を育む・・・それがYUME∞IQのコンセプトです。 すべての親子に笑顔を♪

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