こんにちは♪YUME♡miyakoです。
今日は我が家の子育てのお話をします(#^.^#)
次男の3歳児健診での出来事です。私は全く気付いていなかったのですが、保健所で「言葉が遅い」と指摘されました。考えたことがなかったので、大変驚きました。何も話さないのではなく、3歳児にしては、無口でなかなか言葉を発しなかったのです。この状態を私は単に「無口でおとなしい子」だと判断していたのです。本当にお気楽な母でした(-_-;)
指摘された瞬間、ハッとショックを受けている私に対して、担当の保健婦さんは優しく、次のように話されました。
「お母さん、全然気にしなくて大丈夫ですよ。お宅では、お兄ちゃんを中心に家族の会話が成立しているのではないのでしょうか?この次男くんは、その様子を一生懸命見ています。お兄ちゃんとは、3歳離れていますね。お兄ちゃんとお父さん、お母さんとの会話に次男くんが入っていけないだけですよ(#^.^#)ついていけないのです。これからは、次男くんに合わせて会話をしてあげてください。心配されなくても、もうすぐ溢れるように言葉が出てきますから(^-^)」
私はこの言葉に気づかされました。確かにその通りだったのです。お兄ちゃんを中心に会話が成立していました。次男が生まれた後も、次男は赤ちゃん扱いで可愛い、可愛い、と言葉に関して神経質になっていませんでした。大変反省いたしました(^-^;
私が今でも感謝しているのは、この時対応してくださった保健婦さんの”愛ある言葉”です。子育てで精一杯の私を責めることはなく、逆に安心させてくださるような対応でした。そして、気付かせてくださいました。
もし、この”愛ある言葉”がなく、次男の言葉の遅さを責められていたら・・・・私はどうしたでしょうか・・・・悩んで自分を「ダメな母親」と決めて落ち込み、育児への自信をなくしていたでしょうし、笑顔が消えていたと思います。
保健所からの帰り道、納得した気持ちはありながらも次男に対して、「ごめんね。気づかなくてごめんね。」と謝りました。
夫にもこのことを話して、夫婦二人で次男に合わせた言葉を選んで家族で会話するように心がけて、変えていきました。
保健婦さんの言葉は現実のものとなりました。
3歳児健診から間もなく、次男から泉のように言葉があふれてきたのです。
そして、出てくる言葉は驚いたことに”赤ちゃん言葉”ではありませんでした。私たち夫婦が日常使う言葉でした。長男は、「ブーブー(車)ダドゥンダドゥン(電車)ちゅるちゅる(おうどん)・・・」などの赤ちゃん言葉を最初に話したにも関わらず、次男はそのような言葉なく、最初から電車、車、おうどん、と大人の言葉を溢れるように話しだしたのです。その後はものすごいスピードで大人の言葉を使い始めました(*^^)v
保健婦さんのご指摘通りでした。あまりにもその通りで、保健婦さんを予言者?と思ったほどです(^-^)
言葉が遅い原因は、一つではなく、きちんと診断や治療が必要な場合がありますので、一概に決めつけてはいけません。
しかし、我が家のように家庭環境が大きく影響している場合があります。育児本やネットでの情報に惑わされないで、迷ったら相談機関に問い合わせましょう。専門家のご意見を伺いましょう。
私の場合、知識も経験も豊富で、愛ある保健婦さんとの出会いが、私を救ってくれました。大変ラッキーでした。3歳児健診で指摘されなくても、確かに次男の言葉は出たとは思いますが、私にとっては、この出来事は衝撃的だったのです。育児における大きな”気づき”になりました。
家族の中心に誰がいるか?家族はその中心人物を意識して生活しています。視点を変えてみましょう。この子から家族はどう見えているだろうか?と。
お母さんもお父さんも気づいていない子どもの世界があります。
赤ちゃん~幼児期の発達段階は人それぞれで、本に書いてある通りではありません。そのことを忘れずに、おおらかな気持ちで子どもを見守ること。いつもお話しているように”待つこと”です。そして、家族は自分目線ではなく、子ども目線でもう一度ご家族を振り返ってください。
私は、この保健所で言われた言葉が忘れられません。塾の指導者としても、この保健婦さんのような存在でありたいと良く思います。
「お母さんを責めない。理解する。適切なアドバイスをする。笑顔で話す。」
ダメダメだった初心者ママの私を救ってくださった保健婦さんに心から感謝するとともに、受けた御恩を自分が保護者様に返していこうと思って教育の現場に立っています。
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬