こんにちは♪ 子育てアドバイザーのみやこです♡
何度も何度も読み返す本の中に『7つの習慣』があります。世界中の人に愛読されている大ベストセラーですね(#^.^#)
この本の中に出てくる重要なキーワードに「パラダイム」という言葉があります。
パラダイムとは、物事の見方や認識の仕方で、人によって異なります。
このパラダイムを説明する際に、心理学でよく使われるたとえ話がありますので、ここにご紹介します。
コップの中に半分水が入っています。
あなたはその光景を見て、どう感じますか?
① 「水はあと半分しかない」
② 「水はまだ半分も残っている」
いかがでしょうか?
事実はたった一つ、「水がコップに半分入っている」ということのみです。
その事実をどうあなたが捉えるかによって、全てが変わって見えてきます。
①のように感じた方は、ネガティブに見ていますので、あ~どうしよう、困ったな、という方向の思考に偏ります。
②のように感じた方は、ポジティブに受け止めていますので、まだまだ大丈夫、何とかなるな、上手くいくなという方向に思考が寄っていきます。
”ないこと”にフォーカスするか、”あること”にフォーカスするか、それによってその後の行動も判断も全て変わってくるのです。
私が言いたいことは「事実は一つ、解釈は無数」ということです。
子育てにおいても、このコップの水の考え方は同じです。
子どもの欠点ばかりを見る子育てなのか?子どもの長所を見て伸ばす子育てなのか?はこのコップの水を見た時のあなたの心の中と同じです。
このパラダイムをコヴィ―博士(7つの習慣の著者)は、「一人一人がかけているメガネ」と表現します。
みんな、この世の中を真実のあるがままに見ているのではなく、自分のメガネを通して見ています。だから、事実は一つなのに、それぞれの人の見方や解釈は違います。
一度、自分のメガネを外して、他人のかけているメガネを借りてかけなおして見てください。ぼやけて何も見えないか?ハッキリとクリアに見えるようになるか?さあ、どちらでしょうか?
このメガネをかけ替える作業が『パラダイムシフト』です。
そして、パラダイムを変えると自分が変わる、すると世界の見え方が変わるという考え方こそが、私がこの『7つの習慣』を読んで初めて衝撃を受けたものの考え方=インサイドアウトの考え方なんです。
パラダイムシフトの考え方
「小さい変化を目指すなら、行動を変えればよい。しかし、飛躍的な変化を目指すなら、パラダイムを変えなければならない。」
「間違った地図を手にしても、目的地にたどり着けないのと同じように、間違ったパラダイムのままでは、人は決して成功を手に入れることはできない。」
スティーヴン・R・コヴィ著 『7つの習慣』より
人と意見が食い違った時、まずパラダイムを思い浮かべてくださいね(#^.^#)
あなたとその人は、同じ事実を違うメガネをかけて見ているのだということを。
そして、一度自分のメガネを外して世界を見回してみましょう。違う世界が見えてくるはずです。
最後に、『7つの習慣』の大好きな1節をご紹介して、今日は終わりにします(*^^)v
誰しも、自分は物事をあるがままに客観的に見ていると思いがちである。
だが、実際はそうではない。
私たちは、世界をあるがままに見ているのではなく、私たちのあるがままの世界を見ているのであり、自分自身が条件付けされた世界を見ているのである。
何を見たか説明する時、私たちが説明するのは、煎じ詰めれば自分自身のこと、自分の物の見方、自分のパラダイムなのである。
『7つの習慣』完訳 ”人格主義の回復”より
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬