こんにちは♪YUME♡miyakoです。
20年近く塾で子どもたちを指導していて、ここ数年、特に感じることがあります。
『間違いを恐れて何も書かない』という子どもたちです。
入塾直後に多いのですが、これに関しては、私は徹底的に指導します。
間違えるってなんだろう?と。
正解ってなんだろう?と。
子どもたちにはこう指導しています。
「○○ちゃんの考えを先生に伝えるつもりで答えを書いてね。」と。
「間違ってもいいから、自分を表現してね」と。
私にとって『学び』とは『冒険』でした。
ワクワクとドキドキが止まらない、一大アドベンチャーです(^^♪
もっと知りたい!もっと先を見たい!そんな気持ちが止められないような経験を、今の子どもたちにもさせたいと思っています。
でも、多くの子どもたちは「全部正解」とか、「100点」に大変こだわっています。
それは、日本の現教育体制が『点数至上主義』だからです。
点数で合否が決まります。時代は変わっても、点数です。偏差値です。
英検、漢検も全て点数です。それが将来を左右する材料となっているのが現実です。
だから楽しくありません。
今の教育は
◆ いい大学へ入るための勉強
◆ いい仕事に就くための勉強
◆ いい生活をするための勉強
となっています。それ自体を否定しません。事実、生きていくために収入を得ないと、この資本主義社会ではサバイブできませんから。
だから、子どもたちの目が死んでいくのです。。。。。
キラキラした喜びを感じません。何かを求めているキラキラを感じないのは、学ぶ目的が見えないからだと思います。
ハングリー精神は大歓迎です。
知り合いから聞いたあるエピソードをお話しますね。
◆ あるアフリカの青年のエピソード ◆
知り合いが世界各地をバックパッカーとして放浪していた時に、あるアフリカの青年と知り合いました。
その青年は、貧しくて家には自分の部屋も勉強机もありません。しかし、彼の夢は医師になることです。アフリカの医療体制を変えたくて、大きな野心を持って医師になると決意していました。
夜になると、道路の街灯が点灯します。
彼は、街灯が点灯する時刻になると家を出て、その街灯の足元で、街灯の灯りで勉強を一晩中続けたのです。
結果、現在そのアフリカの青年は、アメリカで医師として活躍しているそうです。
このエピソードは事実です。こんなハングリー精神を今の日本人には感じられません。
悲しいかな、子どもたちは目先の「100点をとって褒められる」「内申点が上がる」ということを目標にしています。
子どもたちが悪いのではありません。
教育が悪いのです。政治が悪いのです。
日本人の幸福感や、幸せな生活像が、目先の小さな個人的なことなのです。
アフリカの未来を思って、街灯の下で一人、学習を続けた青年との違いはそこです。
人と違うことをしても、自分の夢をかなえようという気概が感じられません。
やらされている勉強。
”仕方ないけれど、やらなきゃ大変なことになりそうだ”という社会の?親の?プレッシャー。
そんな『当たり前』な将来なんて存在しないんですよ(^-^;
他者への貢献を思い、自分の得意を伸ばす教育こそが、今私が求めている教育です。
苦手な事は、得意な人にお任せしましょう。
自分が楽にできて得意なことをもっと伸ばしていきましょう。
それが他者への貢献、社会貢献に結びつき、生きがいと幸福感を得ることができます。
多様性の学びを追求することを、もっと提案していきます。
子どもたちのワクワクやドキドキを育てる学びがあふれる教育の為には、まず、子どもたちと親御さんたちに『意識を変えてもらう』ことから始めようと思います。
『学ぶことの目的』が何なのか?お母さん、一緒に考えていきましょう(#^.^#)
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬