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褒めてばかりの先生は子どもの心を知りません。その先生からの学びはありません。

本当の優しさ

私は、自分の子育ても、指導者としての長い年月も、ずっと疑問に感じてきたことがあります。

それは・・・

『優しさって何?』です。

子どもたちと接する時、子どものご機嫌を取るような子育てや指導をしない、と心がけてきました。

それは、自分の息子達に対してもそうですが、自身が経営する塾の生徒達に対しても同じです。

日本人は「優しい」=「いいこと」と勘違いしています。

優しい・・・私には無責任な言葉にしか聞こえません。いい顔は誰にでも、何も考えずにできます。

しかし、厳しさには愛があります。

私の塾は静寂に包まれています。生徒みんなが落ち着いていて、動じません。

1番動じるのは指導者である私かも?って思える程です(๑>◡<๑)

愛のある厳しさで、生徒たちに言葉をかけます。ルールで縛るのではなく、言葉で説明してから、確認して気持ちを聞きます。

そしてこう言います。

「みやこ先生は、これはダメだと決めています。ここは学校でも、児童館でも、お友達のお家でも公園でもありません。やるべきことをやります。」と。

幼い子どもにも伝わります。

そして、頑張った時、やり切った時、何かを発見した時、思いっきり褒めます。

褒める頻度は低いです。だからこそ、褒める価値があります。

子どもたちは知っています。

やたら褒める大人は信用できないことを。

子どもたちは、私たち指導者や親を試します。

わざと困らせて、反応をうかがいます。

そして叱り方をテストします。

叱られたら機嫌を取りにきます。

「そうは問屋が卸さない」と子どもの土俵には乗りません。

厳しいけれど、上手に甘えさせてもあげます。

コロナ禍ですが、幼い生徒をぎゅっと抱きしめたり、頭をナデナデしたり、ハイタッチしたり、スキンシップは欠かせません。

コロナなのに?と思われますか?

”コロナだからこれはしてはいけない”というような、同調圧力が最も苦手です。

コロナでスキンシップに飢えている子どもたちの要求を満たしてあげます。

日本人の自慢の優しさの奥に見え隠れするずる賢さ。私はとても苦手です。

親切だけど、ロボットみたいに個性のない日本人。優しいけど、本音は吐かない日本人。建前に押しつぶされて居酒屋で酔い潰れるサラリーマン。

私は子どもたちに、自分の気持ちを自由に述べることを伝えていきます。

怖がらなくていいよ、あなたはそのままで十分価値があるんですよ(^^)

損得勘定の蠢く大人の都合を子どもたちは見抜きます。バレています。真の信頼をその先生に寄せることはありません。

日本を変えていくには、教育が変わらないと。。。

今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬

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池永 宮代子(みやこ)

20年にわたる学習塾の指導・経営の経験から、「生きる力を育む子育て」を応援します。 親と子の夢を育む・・・それがYUME∞IQのコンセプトです。 すべての親子に笑顔を♪

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