こんにちは♪YUME♡miyakoです。
私がアドラー心理学を学び始めて、最も抵抗があった教えが、この「トラウマなど存在しない」でした。しかし、この真理に気づき、理解してからは、どれだけ幸福感に包まれていることでしょう(#^.^#)
みなさんは、不幸な出来事や嫌なことが起きたら、過去のことと結び付けて考えたりしませんか?
今、自分が不登校になったのは、部活でいじめられたからだ・・・・
学校がつまらないのは、担任の先生が大嫌いだからだ・・・・
収入が低くて、生活が苦しいのは親が貧しくて、いい教育を受けられなかったからだ・・・・
親に虐待されて育ったから、自分もロクな親にならない・・・・
これが、今の自分の原因を過去のトラウマのせいにしている生き方です。
何の問題の解決にもなりませんし、不幸は連鎖していきます。
アドラーの名言をご紹介します。
アドラーの名言
ガミガミ叱られ続けた者が暗い性格になるとは限らない。
親の考えを受け入れるか、親を反面教師にするかは、自分の意志で決められるからだ。
家庭環境が貧しくて、学生時代にグレて不良の道に走ったけれど、後に社会人として大成功を収め、富を得るだけでなく、社会貢献をされている方を存じ上げています。それは、ご自身で決断して、動いて、築き上げた人生です。
少し前に「親ガチャ」という言葉が流行りましたね。あまり好きではない言葉です。
だって、みんな全員が「親ガチャ」ですよ。どんな家庭に生まれても、自分で選んで生まれてきた真実を知らずに、親のせい、環境のせい、にしているのです。
私自身も、「どうしてこのお家に生まれたのだろう」と長年悩んできました。しかし、アドラー心理学や仏教の教えと出会って、全てが解決しました。この世で、成すべきことを成し遂げて社会に貢献するために生まれてきたのです。他人の役に立つために。その為の学びが家庭環境にあるのです。それが、どんな環境であったとしても、その人の学びなのです。
人間は、不幸な出来事に理由を付けたがります。それをトラウマという言葉で理由付けしようとしています。
しかし、幸福な出来事が起きた時、あまり過去に理由付けしようとしません。幸福は、ラッキーだったとか、がんばったから、とかの結果として受け止めるだけです。過去のせいにはしませんね。例えば、「○○さんの言った言葉で幸せになった!今の幸せは○○さんの一言が原因だ」とはなかなか思いません。
不幸な出来事を理由で言い訳しているのです!
自分に原因があるのに、人のせいにしているのです!
過ぎ去った過去はもうどうしようもありません。しかし、今、自分の身に起きていることは自分で解決できるのではないですか?
そこから逃げていませんか?
みなさん、「不幸な私」「かわいそうな私」にどっぷりとはまっていますよね。そして、その不幸のローテーションを繰り返しています。
嫌な出来事や、目の前にいる家族や親を消し去ることは困難です。
しかし、不可能ではありません。
私は長い時間をかけて、トラウマなど存在しないということを理解しました。だから、嫌な思い出も、辛い過去も、単なる過去です。思い出の1ページであり、今の私とはもう無関係です。
アドラーの名言
かわいそうな私でも、悪いあの人でもなく、いま何ができるかに目を向けなさい。
ここまでは、「トラウマなど存在しない」ことと、過去の不幸な出来事との決別からしか、幸せな今を作り出せないことを話しました。
明日は、では具体的にどうすれば「今の自分」を楽しむことが出来るのかをお話します。
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬