こんにちは♪YUME♡miyakoです。
このブログでは私の教育理念の根底に「アドラー心理学」があることを幾度となくお伝えしてきました。
「今ここを生きる」というテーマは、私がアドラー心理学を学んでいく過程で何度も何度も耳にした言葉です。
最初は理解が困難でした。なぜなら、この考え方の根底には「過去など存在しない」という概念があるからです。
過去の経験が今の自分を決定すると決めてしまうと、現実との接点を見失ってしまうのです。
失敗した過去を後悔してもどうにもなりません。今、何ができるのかを考えるしかないからです。
ですから、アドラー心理学において「トラウマは存在しません。」
「トラウマが存在しない」・・・この考え方は衝撃でした。と共に理解に時間がかかりました。
しかし、仏教を学ぶうちに、アドラー心理学も同時に理解できるようになっていきました。
今、今しか存在しないのです。1秒前は過去であり、過去など存在しない。今という点の連続が人生なのです。
その点が、ストンと理解できた時、目の前の霧が晴れたように、全ての悩みが消え去りました。母との確執も、自分の生まれてきた意味さえも、すべて理解できました。
今起きていることの理由付けを見つけようとしてはいけないのです。
もっとわかりやすく説明しますね。具体的な例を挙げるとこうです。
学歴が高ければ、もっと出世をしていたのに、と後悔する人がいたとします。
では、今勉強すればよいのです。
実際、何歳になっても勉強をして大学に入学する方はいます。
学歴を理由に、今できる勉強をしない人たちは、現実的には勉強したくないのです。努力したくないのです。
努力もせずに、思い通りにいかない人生を送るという現実に直面することを恐れているのです。
同様に、未来もありません。
アドラーは、「この子はもう助かりませんよ」と病気の治る見込みのない子どもの母親に告げた医者に対して、こう言いました。
「どうしてわれわれにそんなことが言えるだろう。これから何が起こるか、どうしたら知ることができるだろう。」
未来はまだ来ないのではなく、未来はない、とアドラーは述べています。
あるのは「今」だけなのです。
私は、この考え方が世界を救う、そして教育界、子ども達を救うと考えています。
子ども達は、親の持ち物ではなく、宇宙の宝物です。
一人一人が今を生きれば、悩みなどなくなっていくと信じています。
その為にも、この難解であるけれど、確実に人類に幸福をもたらすアドラー心理学をベースにした子育てをお伝えし続けるつもりです(*^^)v
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬