こんにちは♪YUME♡miyakoです。
このブログでは、アドラー心理学をベースにして”勇気づけの子育て”を発信し続けます。
そんな中で、褒める子育ての弊害についても、お伝えしていかねばなりません。
”褒める”ことが悪いのではありません。ただ、褒め方やタイミングによっては、子どもを自己肯定感の高い子に育てることができません。
褒められると子どもは喜び、やる気になります。それは私たちでも同じですよね(*^^)v
しかし、褒める時にでる「副作用」に注意しないといけません。
褒めると起こる「副作用」
① ごほうびがどんどんエスカレートしていく
② 間違えることを極端に恐れるようになる
③ 誰も見ていないと何もしない
④ 指示待ち人間になる
⑤ だんだん自信を失っていく
① についてはお母さま方も経験済みではないでしょうか?どんどんごほうびのグレードをあげないと、子どもは褒められたと感じなくなっていきます。
② については、実際に多く接してきました。間違えたくない、褒められたい、だからズルをするようになる子どももいます。
③ については、「褒められるから良いことをする」ので、誰も見ていない時に良いことをする意味が見いだせなくなります。
④ については、どうしたらよいか自分では決められなくなるのです。褒められたい為に親の指示を待つようになります。
⑤ については、褒められてばかりの子ども達は、「褒められる意味」そのものが分からなくなり、自信を失くしていくのです。
ちょっと意外でしたか?
現場で接してきた子ども達によく起きていた事象でした。
お母さま方は、みなさん優しくて、子どもを叱らずに穏やかに育てようと努力されていました。どんなに子どもが困ったことをしても、叱らず褒めようと良いところを探し、褒めるように努力されていました。
でも、でも・・・・・
こんなに多くの副作用があるのです。
お母さん、褒めるのが悪いのではないのです。褒めてあげてください。ただ、「勇気づけ」を忘れないで!!
薬を飲んではいけないなんてことはありません。「副作用」を知って上手にお薬と付き合えばよいのです(*^^)v
褒める上に、「勇気づけ」をトッピングするのです。
勇気づけのお話はもっとたくさんゆっくりと時間をかけてお話していきますね(^^♪
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬