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『非認知能力』とは? ~教育によって身につけられる”幸福に生きる力”

生きる力を育む教育

こんにちは♪YUME♡miyakoです。

本日は、教育業界で最近大変注目されている『非認知能力』についてご説明します。

『非認知能力』は、一言で言ってしまうと、認知能力ではなく、将来的に良い結果をもたらす能力を指します。「幸福に生きていくための能力」と言えます。

なぜ、教育業界でこの『非認知能力』が注目されているのかと申しますと、教育的関与が、「認知能力」に比べて高いからです。教育目標とすべき能力が『非認知能力』です。

いわゆる知能検査=IQ検査で測れる知能である”言語理解””知覚推理””ワーキングメモリ””処理速度”は、遺伝である程度、決まることに加えて、繰り返し練習で習得可能です。

”言語理解”・・・言葉をどれくらい知っているか、覚えているのか、正確に把握しているか

”知覚推理”・・・パズル能力のこと。パズルが解ける力、比喩・暗喩を解く力

”ワーキングメモリ”・・・一度に覚えておける量

”処理速度”・・・問題を解くスピード

以上の認知能力は、練習・トレーニングによってアップできます。課金が効くんです。親の年収と子どもの学歴の相関関係などは、その顕著な例です。塾へ入れてお金をかけたら、良い学校へ合格できるという論理ですね。

果たしてそれでいいのでしょうか???

今の学校の学力テストではなく、もっと、ものさしでは測れない能力が、生きる力じゃないんですか?学力だけで、いい学校を卒業しただけで、人生は幸福でしょうか?そこに疑問が生じるからこそ、『非認知能力』を高めて幸福な人生を目指そうという考え方が、大きくなりつつあります。

実際、教育はその方向へ舵を切っています。

ここで、『非認知能力』について、具体的にご紹介します。

15の『非認知能力』

◆誠実性・・・しっかりと課題に取り組む力

◆グリット・・・困難な目標への情熱と粘り強さ、諦めない力

◆自己制御・・・目標達成に向けて自分を律する力

◆好奇心・・・新たな知識や経験を探求する原動力

◆批判的思考・・・情報を適切に読み解き、活用する思考力、クリティカルシンキング

◆楽観性・・・・将来をポジティブに見て柔軟に対応する力

◆時間的展望・・・過去現在未来を関連付けてとらえるスキル。メタ認知に近い力

◆情動知能・・・情動を賢く活用する力。EQと呼ばれる。相手の気持ちはどうなのかを瞬時に判断する力

◆感情調整・・・感情をコントロールできる力

◆共感性・・・相手の気持ちを共有し、理解する心理特性

◆自尊感情・・・自分自身を価値ある存在だと思う心

◆セルフコンパッション・・・自分自身を受け入れて、優しい気持ちを向ける力

◆マインドフルネス・・・今ここに注意を向けて受け入れる力

◆レジリエンス・・・逆境をしなやかに生き延びる力

◆エゴ・レジリエンス・・・日常生活のストレスに柔軟に対応する力

このすべてを兼ね備えていなくても、これらの力を持っていると、確実に人生は生きやすく、幸福なものとなります。

では、このような非認知能力を子ども達に身につけさせる教育とは、どのようなものでしょうか?

愛情を持って育てる

子どもの遊びをじゃましない、しっかり遊ばせる

遊びの中で好奇心は伸び、楽しいことや興味のあることだとグリットの能力が伸びる

『非認知能力』について学んでいる過程で、ある精神科医の医師の発言を読みました。

そこには、精神科医が治療しているうつ病患者さんの多くは、非認知能力が劣っているということが書かれていました。そして、大人になってから『非認知能力』を伸ばすことは困難で、うつ病がなかなか改善しない。患者さんたちには幼少期の家庭環境や虐待が大きく関係していると述べておられました。

子どもの頃なら、教育現場の関与によって、この『非認知能力』を伸ばすことが可能です。

日々の子育ての中で、将来の幸福感のために、接し方、言葉がけを変えていくことで、非認知能力を高める教育を意識していきたいと考えます。

今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬

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池永 宮代子(みやこ)

20年にわたる学習塾の指導・経営の経験から、「生きる力を育む子育て」を応援します。 親と子の夢を育む・・・それがYUME∞IQのコンセプトです。 すべての親子に笑顔を♪

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